はじめに
昭和60年1月、本塾を開校するにあたって塾名として考えついたのは、尊敬するフランシス=ベーコンの「知は力なり」という言葉でした。
経験によって得られた知識を実際に自分の物にしていく
Knowledge Is Power = K・I・P
“間違えに気づき、自分で直して初めて自分の力になる”このことを指導の基本として、熱意をもって今日まで実践して参りました。
開校当初より私の手の届く範囲で指導することを大切にして現在に至ります。指導する者と面談する者が別であったり、課題学習の引継ぎがうまく出来ていなかったりするようでは、生徒自身のやる気を存分に高めることは出来ません。
実際に指導させていただく場合には、面談を通して生徒の学力・教室での様子・課題への取り組みなどを、私がご家庭にお伝えします。また、生徒の性格・塾以外での様子などを保護者の方々から教えていただくことで、より一層の学力向上につながると考えております。
産業界で活用が広がっていくAIの存在・他国からの労働力流入など、子どもたちの将来に待ち構えている問題はこれまでよりも困難なものばかりです。そうした状況に対応していくために、基本的な知識・技能、それらを用いて問題について思考し、判断し、表現する力、そして周りの人と協力しようとする姿勢が必要であると考えております。
開校30年余りを迎え、地域に多くの卒業生を送り出してきました。小さな塾ではありますが、今後も子どもたちに必要な力を育むお手伝いをできるように指導をしてまいります。
指導する者の熱意が塾の生命です。